『ユダヤ人 大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』から学ぶ【幸せなお金持ち】の思考法、行動の仕方【テクニック編】

【11分でわかる】『ユダヤ人 大富豪の教え』【テクニック編】

さて、前回に引き続き、【幸せなお金持ち】になる方法を見ていきましょう!
もし、前回のブログを見ていないという人は、まず先に【前回のブログ】(←こちらをクリック)で復習をしておいてください。
前回のブログでは、幸せなお金持ちになるための『心構え』を中心に語ってきましたので、そちらを読んでから今回の記事を読んで頂けると、より一層理解が深まるかと思います。

前回読んだ人は特に、実際にどう行動した良いか疑問に思う人も多いはず。なので、今回は『具体的な方法』をまとめていきたいと思います。

1.思考と感情のコントロール

さて、1つ目は『思考』と『感情』のコントロールです。

この2つが『成功』へのカギを握っているといっても過言ではありません。
それぞれの役割としては、『思考』が人生を形作り『感情』がその人生をコントロールしています。つまり、『思考』は設計図、『感情』が設計図を組み立てるエネルギーと思ってもらえるといいでしょう!

それでは、まずは設計図である『思考』に関して見ていきましょう。

1-1.アラジンの魔法のランプ【思考】

皆さんは『アラジンの魔法のランプ』をご存じでしょうか?

魔法のランプをこすると魔人が出てきて、『3つの願い事をなんでも叶えてあげよう。』
と魔人が願い事を叶えてくれる魔法のアイテムです。

なぜ、今回この話を出したかというと、皆さんは既にこの便利な魔法のランプを持っているからです。実際に、モノを持っているというお話ではありません。(笑)
魔法のランプとは『思考』、そして『ビジョン』のことです。

人間にはそもそも、自分が思い描いた未来が『実現』できる力が備わっているのです。もし、実現できないとすれば、それは『願い事(イメージ)が明確でない』からです。

目標達成できる人とそうでない人とを分けると以下のようになります。

【目標達成に失敗する人】
すべきことを目標にしている
➁具体的ステップがない
③目標達成のモチベーションがない
期限がない
行動していない

【目標達成できる人】
ワクワクするような目標を立てる
➁目標を細分化し、具体的行動ステップを考える
③目標達成のご褒美と失敗したときの罰を与える
④目標が達成したところをイメージして楽しむ
行動に起こす

です。

今、自分が目標達成ができていない人間と感じるのであれば、【目標達成に失敗する人】と【目標達成できる人】を比較してみてください。自分にとってどの部分が足りないか比較すると良いでしょう。

もちろん頭でわかっても、身体がついてこない部分があるはずです。そこで大事なのが、次でお話する『感情』のお話です。

1-2.内面と向き合う【感情】

この章の始めでもお話ししたように、『感情』は人生をコントロールするために必要なものです。では、どのように『感情』をコントロールすれば良いのか。
その答えは、『コミュニケーション能力を高めること』です。

さて、皆さんは「コミュニケーション」と聞かれたら、何を想像しますか?
恐らく、多くの方は「他人との会話」などを想像するでしょう。もちろん、それも「コミュニケーション」に違いはありません。
ただ、今回テーマに挙げたいのはもう一つの「コミュニケーション」です。

『コミュニケーション』には2種類のコミュニケーションがあります。『他人とのコミュニケーション』と『自分とのコミュニケーション』です。そもそも2種類あるいうことを知っている人が非常に少ないです。
成功者は、ほぼ全員この『自分とのコミュニケーション』が出来てます。

『自分とのコミュニケーション』とは、【自分が、何を感じ、何を考えているか】に意識を向け、知るということです。そして、【自分の本当にしたいこと、好きなこと】を探ることです。
皆さんにも経験あると思いますが、「本当にしたいこと」って気付いたら自然と行動してしまってませんか?特に、趣味や調べ事などで本当に知りたいこと、欲しいものがあったらすぐ行動してしまうと思います。この『してしまう』状態を作り出すことです。

もし、お金持ちになりたければ、その動機を探ってください。この最初の動機がぶれてしまうと、ぐちゃぐちゃの人生になってしまいますので、ここには絶対に嘘があってはいけません!自分の心に整理をつけるためなので、正直な気持ちを書くことです。
具体的な方法で言えば、「マインドマップ」などを書くといいでしょう。紙に箇条書きでもいいと思います。まずは、思うままに書いてみることです。

2.行動する上で必要なこと

さて、ここまで心構えや準備に関してのお話をしてきました。
しかし、頭や心の中の準備ができたとしても、行動しなければ何も起きません!
行動こそが全てを決める言っても過言ではありません!行動すればもう勝ったも同然なのですが、行動できたとしても、途中で立ち止まってしまい動けなくなってしまうこともあります。
そこで、立ち止まらずに最後まで走り抜けられる心得を最後にお伝えしたいと思います。

2-1.決断力

必ずと言っていいほど、行動していくと、どうしたら良いか、どちらの方が良いか決めなくてはいけない場面にでくわします。そういう時に必要なのが『決断力』です。ただし、決断力はすぐに身につくものではありませんが、これから伝える心得を意識することで、段々と身についていきますので、意識してみてください。

1.決断を先延ばしにしない
2.どんなことも意図的に、情熱を持って決める
3.人生の価値観、優先順位をはっきりしておく
4.一度決めたら断固たる決意を持って貫く

です。

時間は有限なので、日頃から決断を早くできるように意識していきましょう。
早ければ早いほど、結果が大きく変わってきます。

2-2.全てを受け入れる 点と点がつながる

これは人生で一番大事な心得かもしれません。

それは『人生に失敗はない』です。

人生において、必ずしも幸せな出来事ばかりではありません。ただ、どんな選択肢を決断しても失敗はありません。それは、失敗をどう捉えるかで決まります。

例えば、何か仕事で失敗したとします。
その仕事を諦めてしまうと、そこで終わってしまいますが、大事なのは『その失敗から学ぶ』ことです。そして、成功にその失敗を繋げるのです。
失敗だと思えることでも、ノウハウが溜まれば、失敗の回数が減り、どんどん成功率が上がっていきます。『遠回りこそが一番の近道』であると、イチローも言っていました。

また、もう一人有名な方の例でいうと、アップルの創業者スティーブ・ジョブズさんも『人生に失敗はない』と言っていました。特に、スタンフォード大学でのスピーチは、今では伝説とまで言われています。
その中に、有名な『点と点がつながる』というお話があるので、ご紹介したいと思います。

ジョブズが、大学で受講した唯一の授業は、心から興味のあった「カリグラフィー(文字を美しく見せる書法)」の授業だけでした。それが「人生に大きく意味を持つから」と思って、受講していたわけではなかったのですが、この授業が彼の人生を大きく変えることになりました。
どこでカリグラフィーが活きたかというと、最初のMacを作った時です。
彼はカリグラフィーを学んでいたおかげで、美しいタイポグラフィ(活字)を内蔵した初めてのコンピューター創ることができました。
もし、彼がカリグラフィーの授業を受けていなかったら、パソコンに今のような沢山のフォントが無く、文字間調節機能も入っていなかったかもしれません。

つまり、ジョブズの例からも言えるように、その時大事と思っていなかったことでも、急に今に繋がる瞬間があるということです。そのためにも、『今を一生懸命生きる』ことが大事なのです。
一生懸命物事に取り組むことで、『記憶』に残ります。そうすることで、その記憶はいつかきっと繋がる場面が出てきます。

3.メンターを持つ

メンターとは、『自分にとっての指導者や助言者のような存在のこと』です。
人生の悩んだ場面で的確なアドバイスをしてくれる人です。成功者には必ずと言っていいほど、その人にとってのメンターが存在しています。
なので、皆さんも自分にとってのメンターを見つけることで、成功へ一歩近づけると思います。

この本では、メンターの条件、見つけるためのステップがまとめてありましたので、それも紹介したいと思います。

【メンターの条件】
①幸せに成功している人
②バランス感覚のある人
③失敗から学んでいる人
④与えることが好きな人

【見つけるためのステップ】
①自分がどういう人生を歩みたいかはっきりしている
②理想の人生との距離を知る
③メンター像をはっきりさせる
④行動を起こす

です。
ここまで、思考や考え方について述べてきましたが、自分で解決できない時というのはあるものです。
そんな時に自分自身にメンターがいれば解決も早くなりますし、安心して行動できるはずです。

メンターに関しては、直接の知り合いでなくとも良いと思います。
心の中に尊敬する人を描き、その人のように生きよう、生きたいと思うことが大事です。辛いときに「あの人ならばこうするだろう」と心の大きな支えになるでしょう。

【まとめ】

今回は『テクニック編』ということで、具体的な方法について触れてきました。

【前回のブログ】と今回のブログを合わせて『幸せなお金持ち』になるためにはどうしたら良いのかをまとめたいと思います。

まずは今のスタート地点を理解して、最終的なゴールを決めて、走り始めることです。
ここでのポイントは、今、自分がどんな状況なのかを知ることです。そして、最終的にどうなりたいのかのイメージを出来るだけ具体的に決めることです。
もちろん、『心構え』や『困難にぶつかった際の心得』を知っておくことは大事ですが、準備はいくらしても足りないものです。走り始めて、どうしたら良いかわからなくなった時に、確認として今回のブログを見直してもらえると嬉しいです。

大事なのは何度も言っている『行動』です。
行動しなければ何も始まりません。失敗してもいいのです!走りながら考ればいいのです!一歩を踏み出さないと、何も変わりません!
旅の準備が万端なのに、旅に出ようかまだ迷っている状態です。さぁ、一歩踏み出してまだ見ぬ素晴らしい旅に出ましょう!

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