『MINDSET(マインドセット)』マインドセットとは「成功の心理学」

『マインドセット(MINDSET)』マインドセットとは何か!?【10分で解説】

『マインドセット』という言葉自体はあまり聞きなじみのない人が多いと思います。「聞いたことはあるけど、実際に何だかわからない…」という人も多いでしょう。知らなくても生活はできますが、この考え方を知れば、確実にもっと素敵な人生を歩めるはずです!

特に、何かの分野(ビジネス、スポーツ、アーティストetc…)で成功を収めようと思ったら、このマインドセットという概念を知らずして、成功は有り得ないと言っても過言ではありません!
もちろん、成功している人でも、この概念を知らない人もいるでしょう。それは単に気付かないだけで、恐らく自然と使えているだけです。
ただ、マインドセットは、自然に扱えるよりは、自分でコントロールできた方が良い考え方です。コントロールできるようになることで、自分の夢を叶えられる確率が格段に跳ね上がります。

もし、知らない人がいたら絶対に知っておくべき概念だと思いましたので、紹介しようと思いました。

今回は、『今の自分が嫌いだ』『今の自分を変えたい』『夢を叶えたい』という人に適した内容になってます。該当する人は是非最後まで読んで頂きたいです。
そして、「マインドセットとはそもそも何なのか?」「自分の生活に応用するにはどうすれば良いのか?」そういった疑問に答えていきたいと思います。

この『MINDSET(マインドセット)』はビル・ゲイツもおすすめの本で、ビジネス、スポーツ、恋愛、人間関係など20年以上の膨大な調査のまとめとなっております。

僕自身もこの本を読み、マインドセットを知り、人生が変わりました。そして、僕のブログやYouTubeではこのマインドセットという言葉をよく使いますので、そのためにも紹介していきたいと思います。

※以下の文章に関して、『人は変われる』ということを前提にして読んで頂きたいです。もし、「人は変われない」と思っている方も、最後まで読んで頂ければ『人は変われる』と思えるはずですので、まずは『人は変われ』と思ってもらえると嬉しいです。

1.『マインドセット(MINDSET)』とは何か?

まず、マインドセットとは何なのかについて説明しましょう。

そもそも「mindset」という訳は

1.(人の固定された)考え方、モノの見方
2.(人の)好み、習慣

という意味です。
つまり、マインドセットとは、今までの人生の経験や学習などで培った無意識の思考回路のことです。言い換えると、『思い込みや習性』ですね。

僕は『マインド=心、セット=どこに置くか』と解釈しています。
つまり、物事をどう解釈し、捉えるか、対処するかということです。

このマインドセットをどうするかであなたの人生は大きく変わってきます。
もちろん、誰しも幸せになりたいと思うでしょう。
幸せになりたい方は続いての章でそのマインドセットをどうしたら良いか説明いたします。

2.人生を変えるためのマインドセット

先程、説明したマインドセットには2種類があります。

1.硬直マインドセット(fixed mindset)
2.しなやかなマインドセット(growth mindset)

この2種類をどう使い分けるかで未来は大きく変わってきますので、それぞれがどういうマインドセットなのかを説明したいと思います。

2-1.硬直マインドセット(fixed mindset)

硬直マインドセットの人とは、「人は変われない」「人は生まれつきの才能で全てが決まっている」と思っている人のことを言います。
更には、硬直マインドセットの人は「他人からの評価ばかりを気にして、自分の能力を誇示したがる」傾向にあります。

先に結論を言うと、こちらの硬直マインドセットでは幸せになれないと断言して良いでしょう。なぜならば、このような考え方の人は、成長することができないからです。また、努力も諦め、人やモノのせいにする傾向が強いため周りからの信頼もどんどん無くなってしまいます。

あなたの周りにそういうすぐ愚痴ばっかりを言って、人やモノのせいにする人がいませんか?そういう人一緒にあまりいたくないって思いませんか?

きっと一緒にいて元気があり、パワーをもらえるような、「自分も頑張ろう」と思わせてくれる人がいいですよね?憧れの有名人や成功してる人は、皆に希望や勇気を与えてくれる人が多いです。
そして、そんな素晴らしい人はこれから説明するもう1つのしなやかなマインドセットを持っている人が多いです。

2-2.しなやかなマインドセット(growth mindset)

しなやかなマインドセット=growth mindset

と訳されているのですが、この「growth」とは「成長」といった意味です。
つまり、しなやかなマインドセットとは成長しようとする意識のことを言っています。

先程の硬直マインドセットとの違いで言うと、「人は変われる」「人は才能で人生が決まらない」と思っている人です。例え勝負事でも、相手に勝つことに重きを置かず、自分自身に打ち勝つことに重きを置いてます。

先程の例に戻ると、すぐに人やモノのせいにする人って「自分」は悪くないと言うことで、自ら成長を止めてしまってます。
それに対して、しなやかなマインドセットの人は、「自分が変われば周りも変わるかも」と思うことで、自分の成長に繋がります。

つまり、硬直マインドセットとは、全く逆の発想なんです。
そして、この『しなやかなマインドセット』を持てさえすれば、あなたは目の前の景色が変わるはずです。
なので、次の章ではどうやったらこの『しなやかなマインドセット』を手に入れることができるかお教えしたいと思います。

3.マインドセットの変え方

この章は、自分が硬直マインドセットだと思う人が読んで下さい。

……ただし、ある点においてしなやかなマインドセットであり、ある点では固定的なマインドセットである可能性もあるので、皆さんに読んでもらえると嬉しいです。(笑)

3-1.『人は変われる』

まずは、一番大事な前提です。

人は変われる

と信じてください。これがすべてと言っても過言ではありません。
もちろん過去の経験上、「人なんて変われないよ」「自分には無理…」と思う方がいることは重々承知してます。

ただ、心のどこかでは『変わりたい』と思ってませんか?否定的な思いはあるのにはかかわらず、変わりたいと思う矛盾した気持ちがあるはずです。

皆様が知らないだけで、多くの有名人がこのしなやかなマインドセットを持っていたおかげで、成功しています。

一番わかりやすい例でいうと、『マイケル・ジョーダン』がまさにそうです。
年齢によっては知らない人もいるかもしれませんが、「バスケの神様」と言われている人です。
「マイケル・ジョーダン」も、このしなやかなマインドセットを持っていたおかげで「バスケの神様」と呼ばばれる存在になりました。
マイケル・ジョーダンも、初めから才能に恵まれた天才だったかというとそうではないんです。彼は高校でもレギュラーに選ばれておらず、大学からも誘いは来てなく、ドラフト指名権2位までのチームも彼を選びませんでした。
しかし、彼は腐ることなく、誰よりも練習を重ねました。試合に負けたからと言って落ち込むのではなく、終わってすぐに何時間もシュートを繰り返し練習しました。

世の中の人は華やかなマイケル・ジョーダンしか知らないかもしれませんが、陰の努力で「バスケの神様」になれたのです。
マイケル・ジョーダンは「精神的な強さと熱意は、身体能力より遥かに大きな力を発揮する」と言っていました。

どんな憧れの人でもこうして、『変われる』と信じ続け、努力を重ねた結果、得られた栄光もあるということを知ってください。
まずは、『人は変われる』と信じてください。

この土台である前提に考え方を変えることで、もう既に『しなやかなマインドセット』を手に入れるのに、一歩踏み出しました。次は更に踏み込んで、具体的な方法をご説明いたします。

3-2.マインドセットをしなやかにする具体的な方法

ここまで聞いたら、「どうしたらマインドセットをしなやかにできるのか」具体的な方法を知りたくなりますよね。
しなやかなマインドセットはどのような場面に活用できるか、下記にまとめました。
※硬直セットと比較してご覧いただけるとわかりやすいと思います。

・しなやかなマインドセット

1.前提 「才能は磨けば伸びる」→ひたすら学び続けたいと思っている。
2.挑戦 新しいことに挑戦したい
3.障害 壁にぶつかっても耐える
4.努力 努力は何かを得るために欠かせない
5.批判 批判から真摯に学ぶ
6.他人の成功 他人の成功から学びや気づきを得る

結果的により高い成果を達成できる。【全てを自由な意志で切り開いていける】

・硬直マインドセット

1.前提 「才能jは変化しない」→ひたすら有能だと思われたい。
2.挑戦 できればチャレンジしたくない
3.障害 壁にぶつかったらすぐに諦める
4.努力 努力は忌まわしい
5.批判 ネガティブ意見は無視する
6.他人の成功 他人の成功を脅威に感じる

結果的に早い段階で成長が止まり、可能性を発揮できない。全てを決定論的な見方で捉えてしまう。

さぁ、いくつの項目が自分にあてはまるでしょう?
この項目を見てもらえるとわかるよう、要はどう『物事を捉えるか』で分かれてきます。
もし、自分の直したい分野で、当てはまる項目があるとすれば、しなやかなマインドセットになるようこの項目を見て、改善しましょう。

4.しなやかなマインドセットを持つ(維持する)には

さぁ、ここまで来て、安心してはいけないのはしなやかなマインドセットになったからと言って、それで終わりではありません。
次に必要なことはは「しなやかマインドセットを維持すること」です。この維持できるかどうかで「自分を変える」「夢を叶える」ことができるかを決めます。

維持するために必要なことは『自分の心の中に、理想とする人を思い描くこと』です。あの人のようになりたいと思うと思うことで、維持できるようになります。
つまりビジネスで言う、「ロールモデル」を設定することです。

「ロールモデル」とは、「理想の人物」のことを言いますが、ビジネスをする上でも、この手法は非常に効果的であると様々なところに書かれています。

ロールモデルを設定する利点は、目標のゴールを設定できることにあります。ゴールのない長距離ほど辛いものはありません。スタートがあり、ゴールがあることで人はペース配分をどうしようかなど、戦略をたてられます。
つまり自分の今を知り、その理想の人との間を埋めればその人になれるということになります。
多くの経営者や、表現者、スポーツ選手は誰かしら理想とする人を心に持っています。あなたにとっての「理想の人物」は誰でしょう?
「あの人ならばこうするだろう。自分もそうありたい」と思うことで、パワーが湧いてくると思います。
是非、今自分が向かい合っているジャンルで理想とする人を心に描いてみてください。

【まとめ】

人生を変えるマインドセットを持つための方法を以下にまとめたいと思います。

1.「人生は変えられる」と信じる
2.マインドセットには硬直マインドセットとしなやかなマインドセットがあることを知る
3.しなやかなマインドセットを維持する

脳は筋力のように鍛えられると多くの研究者が言われています。このしなやかなマインドセットも習慣化すれば、自然とできるようになると言われています。いきなり全部とは言いませんので、少しずつしなやかなマインドセットになるよう、立ち止まりながら考え行動できるようにしましょう。

僕も何人か心の中に「この人のようでありたい」と思い続けています。その1人として『イチロー』選手がいます。
日本人ならば誰もが知っている「イチロー」選手は、素晴らしい功績を残しています。そして、彼も同じくしなやかなマインドセットの持ち主だったと感じます。
僕がなぜ彼を尊敬しているのかというと、『自分という人間を正しく理解し、野球という分野でどう戦うかを徹底分析している』からです。

誰しもホームランバッターになり、多くの観客から歓声を浴びたいはずです。しかし。イチロー選手は、その道を選ばず、「1個でも多くヒットを打ち、チームに貢献する」ことを選びました。
『自分への評価』ではなく、『チームが勝つこと』を最優先事項としたのです。

野球はチームスポーツであり、『試合に勝つ』という『本質を見抜いて、自分にできることをする』という点では、尊敬に値します。自分が「ワァー、キャー」言われることが、野球選手の本質ではありません。野球は、「チームスポーツ」であり、「チームで勝利しなくはいけない」という本質を正しく理解していて、心から凄いと感じます。
誰しも、心のどこかでは「凄い」と言われたいものです。。。

僕、自身この『本質を見抜く力』というのは、どの分野においても大事だと感じています。

マインドセットの本質は『人生をより素晴らしくする』『夢を叶える』ためのツールと思っています。
マインドセットを知ることで、1人でも多くの方の人生が少しでもよくなることを祈っております。

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