Q：皆様にとって『お金持ち』とは何ですか？
※この答えはブログの最後に書いてあります。もし、この質問に答えられない人、悩んでいる人は最後までお読みください。
今回ご紹介する本は『バビロンの大富豪』という本です。
この本は発行されて約100年経つにもかかわらず、読み継がれている不朽の名作です！
この本に書かれていることは、単なる『お金を増やすテクニック』の話ではありません。
お金に関する不変の本質的な『原則』をこの本は教えてくれます。
もし、お金に悩んでいる人がいたら是非読んで頂きたい1冊です！
この本を読むことで、資産の増やし方を知り、お金に縛られず、充実した生活を送るための方法を知りましょう！
不変の本質的な『原則』はあるのです。そこらの『お金持ちになりたければ〇〇〇』などという本とは違い、本質的だからこそ、100年もの間、読み継がれてきたのです。
今回の本の感想としては、物語調で書かれているため、非常に読みやすく、ここまで『お金の知識』に関して分かりやすい本はあるのか？というのが率直な感想でした。本当に一瞬で読めました！(笑)
また、この本を読むことで不思議と、モチベーションが湧いてきました！
是非その感覚を皆さんと共有したいと思います！
1.『バビロンの大富豪』から学べる知識とは⁉
先程もお話した通り、この本は物語調で書かれています。
そして、今も受け継がれている非常にためになる『7つの知識』と『5つの法則』が書かれています。
そして、この本から学べることは
1.お金の貯め方
2.正しいお金の使い方
3.お金と知識のどちらが大事？
の3つです！
さぁ、一緒に勉強して、皆さんも大富豪への道を歩みましょう！
1-1.お金の貯め方
まずは、お金の貯め方です！
そして、この方法こそが第一歩であり、お金持ちになるための唯一の法則とも言えます。それは、『収入の10分の1を貯金すること』です。
物語の中でも、お金持ちになりたい少年が、バビロンで一番のお金持ちに聞きます。「どうしたらお金持ちになれますか？」と。するとバビロンで一番お金持ちの人は「まずは『収入の10分の1を貯金しなさい。』それを半年出来るようになったら、再度私のところに来なさい。」と。
「もっとすぐできるテクニックを教えてほしい」という気持ちもわかりますが、これはお金持ちになるには非常に大事な教えです。
この文章を読んでいる人で、「給料が低いから貯金なんてできません」という人がいると思いますが、それは大きな間違いです。給料を多く持っている人だけが貯金できるのではないですよね？
サラリーマンの生涯年収は2～3億円と言われています。その『10分の1』というのは、2000～3000万円になります。
つまり、簡単に言えば、これだけで老後に必要と言われている資金が貯まるのです。
極論を言いましょう。「今の給料や収入が10分の9になったら生活できなくなりますか？」恐らくほとんどの人は「生活できないことはないけど、辛い」と答えるでしょう。きっと、誰しも使えるお金が10分の9になっても生活できるのです！
つまり、このバビロンで一番の大富豪が言いたいことは、『支出の見直し』です。そして、これこそが誰しもができる方法であり、行動なのです。
携帯代は格安スマホに変えれば、月々の金額を減らすことができます。生命保険に関しても、『高額療養費制度』があるのに、そんなに支払う必要がありますか？電力会社も電力の自由化により安い料金を見直せます。
また、欲しいものも数えるとキリがありません。
飲み会や外食の回数を減らす、、欲しい服、アクセサリーなど買うのを我慢する、本も読むのであれば中古で買って読む、などすれば多くのお金が浮くはずです。
つまり、「本当にこれは生活する上で必要不可欠なものか？」と自分に問いかけることができるか？がお金持ちになるべき一歩です。
人間の欲望とは、際限なく生まれます。しかし、自分の心に問いかけて下さい。「お金持ちになりたいのか？」それとも「今までの生活を続けることで満足か」と。
そして、将来の為に、貯金しませんか？想像してみて下さい。今、貯金をしないことで、歳をとり、身体を動かせなくなった時に困るのはあなたです。
かのマイクロソフト創業者のビルゲイツも、どんなにお金持ちになっても、飛行機はエコノミークラスに乗ったそうです。彼にそれはなぜなのか訳を聞くと、「ファーストクラスにしたところで着く時間が変わるわけではないから」と言うのです。
もし、更に具体的にどうしたらいいか？どうやれば、支出を減らすことができるかを知りたい人は、両学長の「お金の大学」という本にすべて書いてあります。是非、これを読んで学んでください。
さぁ、これを実践できれば、あなたはお金持ちへの扉は開かれました！
次の章では、この貯めたお金を増やす方法についてお話したいと思います！
1-2.正しいお金の使い方
さて、貯めたお金をどう使うかという話です。お金を貯めることが出来たら、次に行わなくてはならないのは、この貯めたお金を増やす作業です。
もちろん、貯めるだけでも老後に十分なお金を得ることができるかもしれません！しかし、きっとこれを読んでいる人は「お金持ち」になりたい人だと思いますので、この話こそ一番聞きたいでしょう。
このバビロンの教えで「収入の10分の1を貯蓄し、お金が自ら働く投資先を見つけてやれ」という大事な教えがあります。それと同時に、「危険な商いには手を出すな」という教えもあります。
さて、その「賢明な投資」とは一体何を意味するかという答えですが、それは現代の方法で最もオススメなのが、「インデックス投資」でしょう。
一番わかりやすくまとめているのが、以前書いた経済的自由を手に入れたい人へオススメの本『本気でFIREをめざす人のための資産形成入門』を読んで頂けるとわかりやすいかと思います。
そもそも、インデックスとは、「市場の動きを表す指数」のことを言います。そして、インデックス投資とは、そのインデックスと同じ値動きをすることを目指して投資することを言います。
特に、オススメのインデックスは「S＆P500」です。この「S＆P500」のインデックス投資に「長期・積立・分散投資」することで、ほぼリスクをゼロにして、利益を出すことができます。
また、特に皆さんに気を付けて頂きたいのは、「危険な商い」への誘いです。「リスクゼロで、しかも、短期間で大儲けできます」なんていう、誘いがあればこれは、ほぼ詐欺だと思ってください。
私も「ほぼリスクゼロ」と言ったのですが、大事なのは「長期(15年以上)」で行った場合に限りますので、ご注意ください。更に言うと、今の世の中で「全くリスクがなく、儲けられる」なんて話は存在しません。
もちろん、投資だからこそリスクはありますが、それを長期で行える人はほぼゼロにできるからこそ、この「S＆P500」はオススメです！
かの最も有名な投資家のウォーレンバフェットも、遺言に「もし、自分が死んだらそのほとんどをS＆P500のインデックスファンドに投資してくれ」とも言っています。それほど、「S＆P500」は安定的に利益を叩き出せる投資先なのです。
3.お金と知識のどちらが大事？
さて、最後に大事な教えです。
「バビロンの大富豪」のお話の中で、バビロンで一番の大富豪がお金持ちになりたい少年にこういった質問をします。あなたならどちらを選びますか？
「ここに大金が入っている袋と、お金持ちになれる知識が入っている袋がある。お前はどちらかを貰えると言ったらどちらが欲しい？」少年は「知識です。」と答え、大富豪に「それを証明するためにお前に試練を与える」と言い、さっきの2つの袋を持たせます。
大富豪が「この金貨を2倍に増やすことが出来ればもう一度帰ってこい」と言います。
そして、旅に出た少年ですが、旅先で多くの詐欺に会い一度、全ての金貨を失ってしまいます。途方に暮れていた少年は一つのことを思い出します。
もう一つの「知識」の入った袋は、もし全ての金貨を失うようなことがあれば開けて良いと。
そこには、お金に関する大事な教えが書いてあり、少年はその内容を何度も何度も読み、心に刻み、どん底から這い上がり、なんと、金貨を2倍どころではなく、3倍に増やし大富豪の元に帰還したのでした。
ここから学ぶことは、「お金＜知識」という方程式です。
ただし、ここで言う知識とは、知識だけでなくスキルも含まれます。
目先の大金を得るだけでは、お金を失った時に何も身動きが出来なくなります。もし、そこで何かを学んでおけば、知識さえあれば、講演会やレッスン、コンサルティングが出来ます。何かを人に教えるということで、お金を得ることができます。
スキルで言えば、パソコンとインターネットさえあれば、稼げるなんて人もいます。プログラミングや動画編集する技術がそれにあたります。
またダンスや日本舞踊ができれば、身体一つで教室を始めることも可能です。
大事なのは、「自己投資」です！
自己投資は、数字として目に見えるものではないため、いつまで投資し続けるのか、いつまで勉強すれば良いのかわからない点においては、インデックス投資などと違い、大変です。
しかし、日々勉強していればふとした時に成果を発揮するものです。しかも、それはインデックス投資とは比較にならない利益をもたらすこともあります。
個人的にどんな自己投資をした方が良いの？と聞かれるのですが、「本を読む」ことは一番簡単な自己投資だと思っています。
本を読むという行為は、様々な知識が身に付きますし、同じ物事でも色んな角度から物事を見れるようになります。その中で、自分の興味を持った、特に一般の人があまり知らない、「専門的な」知識を身に付けることが出来れば、それだけで専門家になれるかもしれません。専門家になれば、その分野を知りたい人があなたを訪ねてきて、需要が生まれ、お金に繋がるかもしれません。
まとめ
最初に質問で出していた
『Q：皆様にとって『お金持ち』とは何ですか？』
という質問の答えですが、それは
A：お金の増やし方を知っている者
です！
現代社会に生きていて、私は、「どうしてお金のことを学ぶ場所が日本にはないのだろう」と常々思います。
日本人は「お金のリテラシーが低い」なんて言われています。
『バビロンの大富豪』のバビロンで一番の大富豪は言っています。
「これから無人島で生きようとする奴隷に対して、その日の魚を分け与えても意味はない。いくら魚を与えようが食べつくせば餓死してしまう。であれば、『魚の釣り方を教えること』。」
つまり、どんなにお金を与えられたところで意味はないのです。大事なのは、明日のお金を得る方法です。
先のインデックス投資に関してもそうです。
人生で普通に生きていけば知ることのない知識だと思います。
むしろ、親の世代からは「株や投資なんてギャンブルだ」なんて教わった人も多いと思います。しかし、「S＆P500」のインデックス投資を知らない人がいたら非常に勿体ないことだと思います。
私自身も、もっと勉強してより多くの方に自分が実践して良かったと思うものを紹介していきたいと思います！そして、一緒に勉強していきましょう！
絶対に損はさせないので、もし「バビロンの大富豪」を読んでいない人がいましたら是非読んでほしいです！下にリンクを貼っておきますので、興味を持った方がいましたら是非読んでみて下さい！
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました！
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