『スティーブ・ジョブズ』から学ぶマインドセット

スティーブ・ジョブズから学ぶ『夢を叶えるための3つの絶対的法則』

今回の記事は

『スティーブ・ジョブズのようになりたい』
『スティーブ・ジョブズはどうやってアップルを成功にしたのだろう』
『なんとかスティーブ・ジョブズの考え方を自分にも応用できないだろうか』

そう思っている人に向けて書く文章です。

スティーブ・ジョブズとは

まずは、スティーブ・ジョブズについて軽く説明しましょう。

スティーブ・ジョブズは誰もが知っている「iPhone」「iPad」「Mac」「iTunes」など数々の素晴らしい商品を生み出した会社『アップル(Apple)』の創業者です。近年では過去最高の起業家とも評されています。
知らない人もいますが、ディズニーのCG制作会社「ピクサー」を創ったのもスティーブ・ジョブズです。
彼は何度も歴史を変えた人物です。今、皆様が使っている「アップル」の製品は、発売当初は【全て】革命的作品である。と言われました。

スティーブ・ジョブズはこれらの商品を、同じ会社の人間、世の中の人間に『不可能だ』と言われながらも全てを実現してきた人間です。

どうやって実現したかを調べてみると、わかったことは「思考が非常にシンプルである」ということです。徹底された考え方によって、実現に導いたのです。
世の中では、スティーブ・ジョブズの考え方を「異常だ」という人もいます。普通じゃないからこそここまでの偉業を達成できたのはあると思います。

普通の人には無理だよと思ってしまう教えも多くありますが、もちろん中には実践できるものも存在します。

現存する多くの経営者がスティーブ・ジョブズをロールモデルとしているという話もよく聞きます。
今回は、もちろんビジネスマンだけでなく、どのジャンルの人でも実践できるスティーブ・ジョブズの考え方をご紹介したいと思います!
そして、スティーブ・ジョブズに関して、過去の記事でも取り上げた「スタンフォード大学」で行われた伝説のスピーチでの教えがメインだという人もいますが、彼の教えはそれだけではありません!むしろ、僕は、あの教え以上に大事なこともある思っています。
そして、彼に関する本を読んでいるとその数はなんと数十個もありました。全部書くと膨大な量になってしましますので、一番皆様に応用できそうなものを、3つに厳選しました!特に革新を起こしたい人は必見の内容です。

1.ビジョン×情熱

よくのその分野で成功した人や経営者が目標を達成するためには「ビジョン」が最も大事だと言っています。スティーブ・ジョブズも同じことを言っていますが、彼の場合はその考えに+αの内容でした。
実現したい内容があるならば、「ビジョン」だけでなく、更に『情熱が大事だ』と言っていました。『情熱』とは、心のエネルギーであり、ガソリンです。
周りになんと言われようが、『実現したい』と思うことが大事なのです。

また『情熱』とは言い換えると『』です。彼は自社の商品を誰よりも『愛している』と言っていました。

この『ビジョン×情熱』こそ、スティーブ・ジョブズを成功へと導いた唯一の思考です。『人はビジョンだけでは成功しない。ここに情熱がないと絶対に成功しない。』と言っていました。
彼は普通の人よりこの『ビジョン』が非常に具体的であり、誰よりも『情熱』を持って、「創りたい」と思った人間だったからこそ成功したとも言われています。

例を挙げるとすれば、「iPod」です。
スティーブ・ジョブズは「iPod」ほど、過去に欲しいと思った商品はないと言っていました。今では携帯に音楽を入れて生活するのが当たり前となっていますが、作者の私も、CD,MDウォークマンを使っていた世代だったからこそ、iPodが出来たときは凄く感動したのを覚えています。

どのくらい凄かったかを説明するために、すこしウォークマンの歴史について触れさせてください。これを聞けば、どれくらい革新的なものをスティーブ・ジョブズが作ったのか理解して頂けると思います。

昔は家の外で音楽を聴きたいとした場合は、ウォークマンという持ち運び用のプレーヤー(再生機)を持つのが当たり前でした。
カセットテープやCD、MDなどの媒体をプレーヤーに入れることで、外でいつでも音楽が聴けました。もちろん外で聞けるようになること自体が進化だったので、誰しもが不満も言わず、それを使っていました。
唯一、このウォークマンの難点を挙げるとすれば、持ち運びの不便さでしょう。
MDプレーヤーはそこそこ小さかったですが、CDプレーヤーはそこそこ大きく持ち運びも大変でした。
更に大変なのが、多くの曲を聴きたい場合、たくさんCD,MDを持たないといけない点です。一つのCDやMDだと数曲~十数曲が限界です。
数曲だけ聴ければ良いという人は満足していたと思いますが、たくさん曲を聴きたい人は、持ち運びが不便だと思っていたでしょう。

恐らく当初の人は、どの人も「もっと小さくて、好きな時に好きな曲を聴けるようにならないかな…」と思ったでしょう。

そんな問題を解決したのが「iPod」です。
そのキャッチフレーズが素晴らしく今でも覚えています。それは、

『1000曲をポケットに』

です。ポケットに入るサイズで、しかも音源がデータなので、好きな音楽を持ち運べるようになったのです。。。

スティーブ・ジョブズは、この一部の人、いや本当は全員が思ってであろう要望に着目して、「もっと小さくて、好きな時に好きな曲を聴けるようにならないかな…」からこの「iPod」に繋げたのです。

当初、スティーブ・ジョブズが従業員に「iPod(仮)」を創りたいと言った時、「無理です」と言われたようです。それは期間的にも技術的にもという意味での「無理」でした。しかし、スティーブ・ジョブズは従業員全員に「僕はこんなウォークマン(iPod)が欲しいと思ったけど、皆は欲しくないか?」と質問したそうです。
もちろん、全員も「欲しい」という回答だったため、創ることに決めたようです。

本当は創るのに1年必要なはずのiPodを、当初のクリスマスに間に合うように6か月で、創ったのです。休みを返上してまで創りあげたiPodを、皆は「大変だったけど、楽しかった」と言っています。
それは、皆も心の底から欲しいと思った『情熱』があったからです。

つまり、実現しようと思ったら『心の声に従え』というのがスティーブ・ジョブズの教えです。

2.「〇〇があれば」の言い訳は言わない

これは特に、今の状況を嘆いて結局、動けない人に対して言うべき言葉です。

実現したいことに関して「〇〇があれば出来たのに」などという言い訳をしないということです。いや、「言い訳して」も良いですが、それでは、結局何も変わらないということです。

良く出来ない言い訳を、「もっとお金があれば」「もっと時間があれば」「もっと良い人材がいれば」など様々な言い訳を立てて、行動しない人がいます。「時期が来たら行動する」と言っている人に限って行動しません。頭の中では分かっているのに身体が追い付いてきません。

ただ言っておきましょう。

もっと」さえあれば叶うわけではありません。

スティーブ・ジョブズはよく言っていました。

「世界最大のコンピューター会社IBMが、小さなガレージで創られたアップルⅡに対抗できないなんて変な話だ」
「マイクロソフトは毎年新商品のために巨額の開発費をかけているが、アップルはiMacやiPodなど世界的大ヒットの開発に巨費をかけていない」

とも言っています。
共に彼なりの皮肉ではありますが、何を言いたいかと言いますと、『「もっと」は出来ない言い訳に過ぎない』ということです。

『与えられた条件の中で死力を尽くした方が、成功に近づける。』と言っていました。

皆様が行動できない理由の『もっと』は本当に解決不可能な問題なのでしょうか?それは、アイデアや工夫、気持ちでどうにかなるものではないでしょうか?
「5年後、10年後なら行動していますか?」「本当にそれは叶えたい夢ですか?」
さぁ、自分の心に問いかけてみてください。

3.本質を理解しろ

スティーブ・ジョブズの教えは尽きません。
そんな中でも、最後の彼から学ぶべき教えは、『本質を理解しろ』です。

スティーブ・ジョブズは常に、周りにIBM、マイクロソフト、アドビなど多くのライバル達がいました。しかし、スティーブ・ジョブズは、この他社を「ライバルではない」と言っています。

それはどういう意味かと言いますと、他社、つまり他の人がどうするか大事なのではないということです。大事なのは『ユーザーが何を求めているか』だからです。
商品を創る上で大事なことは、他人がどうするかではなく、「こんな商品が欲しかった」とユーザーに言われることであると思っていたのです。

確かに、他人と比較した商品を創ったとしても売れなかったら意味がないですよね。

ある意味では彼の最も得意とした『選択と集中』という今どこに全力を注ぐかを見極める力も、その本質の理解があってこそです。

本質の理解という点で、スティーブ・ジョブズは数々の教えを残していますので、少しだけご紹介しておきます。

『効率とは、膨大な労働時間と仕事量によって体得すべきものだ。いつか自然と「量」が「質」へと変わってくる。』

『時間があればよい成果を上げられるというわけではない。成果は必死さと比例する。』

まとめ

56歳という若さでこの世を去ったスティーブ・ジョブズ。
彼に関して、頑張ってまとめてみましたが、改めて彼の教えは素晴らしいものばかりだと感じました。

本当はもっとお伝えしたい内容もありますが、それはいつの機会かに触れらればと思っております。

ただ皆様にこれだけは伝えたいです。スティーブジョブズのメッセージです。

死はほぼ間違いなく生命による最高の発明だ』というメッセージです。

時間は有限です。皆様は将来どうなりたいですか?死ぬときに後悔しませんか?

この文章が、一人でも多くに届くことを願っています。
誰か一人の人生がより良いものになるためにこれからも発信を続けたいと思います。

最後まで読んで下さりありがとうござました。

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